(76)ドイツ ハンブルグ

 年賀状の準備を始めた。まず、去年までの
失敗年賀状と白紙で残った年賀状をまとめて
郵便局に持ち込んだ。今年の年賀状に換えよ
うとしたのだが、切手か普通ハガキと交換で
きるだけと言われた。理由を問うと、お年玉が
ついているので、価値が異なるからだそうだ。
 なるほど、そりゃそうだ。

 カナダ、ドイツ、アメリカでお世話になった方
々へのクリスマスカードも発送したので、ひと
安心だ。

   8月16日(水)ハンブルグ

 オランダ、アムステルダムからドイツ、ハンブルグへ向かう。そのあとは、デンマークのコペンハーゲンを通り、スエーデンのスコーネ県マルメ市へ足を延ばし、そこからスペインのマドリッドまで飛行機で戻り、スイスのチューリヒ経由で成田に飛ぶ。
 いよいよヨーロッパ駆け巡りも大詰めで、6日後には日本である。

 ハンブルグはドイツ北部の重要な港町である。町には近代的なビル群と歴史的な建物がありコントラストをなしている。ただし、大戦での爆撃で当時の建物は破壊され、市民の努力で再建修復されたものである。

 そのひとつに市庁舎がある。
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 市庁舎の前の広場では普通のワインとリンゴで作られたワインのお祭りが開かれ、ソーセージや野菜の煮込み料理を売る露店がたくさん集まっていた。
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 少しアルコールの入った観光客が、ピンクのかつらをかぶされた上、先の曲がるホウキを持たされ、道路に散らばるビンのキャップを掃除させられていた。もちろん余興なのだが、ようやく集めきろうとすると、どこからか露店の若者が現われ、キャップを蹴り散らかしてしまう。
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 ガッカリしていると、またワインを飲まされ、イヤイヤ掃除を始めるのであった。取り囲む観客から拍手喝采が起きる。ハンブルグの市庁舎前はにぎやかな時が過ぎていった。
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ハンブルグ中央駅
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# by kato-world | 2006-12-07 21:58 | ドイツ

(75)オランダ エダム

 今日、自転車を買った。3段変則の中古品で
9000円である。じつは日曜日に区内の公園で
放置自転車の販売抽選会があり、行ってみた
のだが、同じくらいの値段なので自転車屋さん
で購入したのだ。
 これで区内のどこにもサッサと出かけられる
し、健康にも良い。地球環境にも優しいのだ。
 カナダでは通勤に利用する人も多く、自転車
警官も颯爽と町を警らしている。ドイツや北欧
では地下鉄でも国鉄でも自転車のまま乗り降
りできる。日本もそうなるといいね。
 
   8月15日(火)エダム

 フォーレンダムの町のバス停からエダムという町に向かった。エダムチーズで有名な町である。こちらにも市内をいくつかの川が流れ、ボートが行き交う水運の町である。
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 下の写真は水位を調節して船を高い場所に引き上げる用船堀である。
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 エダムの家々の窓を見ていただこう。
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  3軒目の家の窓辺にはコケシが飾られていた。なにかしら日本とつながりのある家なのだろう。
 市内の中心部には古い商店が互いにもたれあうように傾いて立っていたり、エダムチーズのお店やチーズとワインのレストランがあった。
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 川辺にはサギが舞い、美しい花の庭をもつ家がいくつもあった。エダムもまた、水郷の美しい町であった。やはり、アムステルダムはオランダではなく、マルケンやエダムのような町が本当のオランダなのだと思った。
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# by kato-world | 2006-12-05 21:09 | オランダ

(74)オランダ フォーレンダム

 浦和レッズ優勝おめでとう。
実力はありながら長い間恵まれなかったレ
ッズがようやく優勝できた。しかも最終戦で
の決着は浦和らしい。わたしの町は大宮な
のでアルデイージャだが、旧大宮市民でも
レッズファンのほうがまだ多い。歴史が違う。
 大宮も力のある外国人を入れたりすれば、
まだしばらくはJ1でやれるだろう。さいたま
市で2つもJ1チームを持っているなんて贅
沢なもんだ。

 オランダの水郷地帯、フォーレンダムの
教会で見つけたものとは・・・。

  8月15日(火)フォーレンダム・その2
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 教会は外見も内部もどこにでもあるようなものだったのだが、裏の庭に出て驚いた。
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 まずはマリア像に見守られた可愛い墓石とたくさんの花が目に映った。きっとそれらは小さくしてなくなった子供達の墓なのだろう。そしてすぐ脇にある墓石は。
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 なんと亡くなられた墓のご主人の写真が付けられているではないか。墓石には生まれ年と享年とお名前があり、どんな仕事をしていたかも彫られている。
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 そしてタペストリーのようになっている墓石もあった。
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 日本のお墓は代々の家というものを基準にしており、個人の墓ではない。しかし、こちらでは個人を尊重しているのでこんな墓になったのだろう。アメリカやカナダでは広い野原のような墓に墓石を置いた墓地が多い。狭いオランダでは立体式も作ったというところか。
 しかし、教会の裏の墓地は花が咲き、とても明るく、天国のように安らかであった。
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# by kato-world | 2006-12-04 10:17 | オランダ

(73)オランダ フォーレンダム①

 昨日、東京は神保町であるテニスサークルの
忘年会があった。幹事から頼まれていたので、
「うんちくクイズ」を準備して行った。その中で好
評だったもの。イカスミは食べるけど、タコスミ
は食べないのはなぜ?というのがある。答えは、
イカスミは具によく絡むが、タコスミはサラサラ
しすぎて料理しづらいから。
 イカは粘性のあるスミを吐き出し、物体をつくり
相手がまごつくスキに逃げるが、タコは煙幕を張
って逃げるのでこんな違いがある。

 オランダの水郷地帯の2番目はフォーレンダム
という町である。  

  
   8月15日(火)フォーレンダム・その1

 マルケンから船でアイセル湖を渡り、フォーレンダムに向かう。湖は波が静かで、心地良い風が吹いている。はるかかなたに見えていたフォーレンダムも、30分ほど過ぎ行くうちに教会やレストランや土産屋などと見分けがつくようになってきた。
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  船から上がり、土産店のならぶ狭い道を行くと、飾り窓の店や、牛皮を干している店などユニークな店がたくさんあった。
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  土産店の通りはそれでも100メートルくらいでつきてしまい、あとは茫々たる湖に沿う道となってしまう。その湖畔では犬を遊ばせている人がいた。
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 湖を背にして道を渡ると住宅街に入っていく。そこには堀割があり、おそらくこの辺りも埋め立てたのだろうと推測できる。
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 昔ながらの家々と掘割のつくりだすなにやら懐かしい景色を楽しんでいると1軒の教会があった。この教会に入って驚くことに出会うのだが・・・・。
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# by kato-world | 2006-12-02 12:04 | オランダ

(72)オランダ マルケン③

 きのう、理髪店にいくとき、歩道を歩いてい
ると、後ろから自転車のベルがチリンチリン
と数回鳴った。後ろをみると二人乗りの若者
がドケよとばかりに走ってきている。
 わずかにぶつからず避けたが、こんな危
険な目に歩道で会うのは理不尽である。
 本来自転車は立派な軽車両である。歩道
を行くなら、押して歩かねばならない。最近
自転車で右側を走る人も多いし、いったい
日本はどうなっているのだろう。
 ドイツでは車道、歩道、自転車レーンと分
離されているのでこんなことはないのだが。

  8月15日(火) マルケン・その3
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 マルケンの民家はどの家もきれいにペンキで飾られ、よい街づくりに協力しあっているのがよく分かる。

 マルケンのレストランで昼食をとり、そこから22キロ北のフォーレンダムという街に向かう。マルケンからは船が出ていて、40分ほどで着く。バスの1デイ・チケットを示すと料金は半額の
3.5ユーロとなる。
 昔は漁港として栄えたマルケン港に行くと1軒のお土産屋があり、こどもが大きな木靴に入って写真を撮っていた。
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 港は次第に観光向けの業務が多くなってきているそうだ。
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 フォーレンダムへ行く船が港に入ってきた。水郷地帯のマルケンは私の心にまた、ゆったりとした気持を取り戻させていた。
# by kato-world | 2006-12-01 11:32 | オランダ




2006年の夏、ヨーロッパ13カ国の旅行紀です
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