(80)スウエーデン マルメ

 9月から続けてきたヨーロッパ駆け巡りもいよ
いよスウエーデンのマルメ市で終了となる。
 ほんとうはストックホルムまで行きたかった。
しかし、購入したユーレイル・パスの有効期限
(2ヶ月)と、スペイン・マドリッドからの帰国便を
21日にしたので、マルメ市が最後の訪問となる。
 まったく、年齢もかえりみず、バックパックのヨ
ーロッパ貧乏旅行をよく続けたものだ。
 それぞれの国の良いところも悪いところもよく
見えたし、いろいろな場所で親切な人々のお世
話になった。
 ヨーロッパを回ったことで、日本や日本人を
あらためて見直すこともできた。紀行文の編集
が終わったら、それらの感想や気がついたこと
をブログに載せてみたいと思っている。

  8月18日(金)スウエーデン マルメ

 マルメ市はスウエーデンで3番目に大きい町である。 
スウエーデン南部のスコーネ県のマルメはヨーロッパ大陸の窓口の町でもある。以前はここからデンマークの首都コペンハーゲンにフェリーがその大動脈の役割を果たしていたが、今では海底トンネルを走る地下鉄の開通によって、たった30分で行くことができる。
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 この風変わりな建物はコンドミニアムで、スウエーデン人の独創性が窺われる。これがもし日本であれば、いくら安全ですといっても誰も入らないだろう。
 マルメ市にはストールトーリエット広場とリエ広場を中心としたダウンタウンがある。そのリエ広場にはレストランやお土産店が周囲を囲んでいる。
古い建物を利用したお土産店
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 そしてリラ広場から5分歩くとバイキングの城マルメヒュース城がある。
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 この城は現在は市の博物館になっているのだが、あいにく午後4時に閉まってしまった。
城のとなりのクングス公園にはブロンズの乙女の像があり、明るい森や掘割と風車小屋などが市民の憩いの場所となっている。
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 マルメのあるスコーネ地方にはスコーネという銘酒がある。これはウオッカの一種で、ハーブが加えられ、体に良く香りも独特のものがある。これを冷凍庫でギンギンに冷やして飲むのがツウである。渋谷にあった昔の職場の近くにスコーネというバーがあり、それを専門に出し、スウエーデン美人がお酌をしてくれたものである。
 旅の終わりにマルメ市のバーで本場のスコーネに酔ったのはいうまでもない。

 8月19日(土)マルメからコペンハーゲン、そしてマドリッドへ

 スウエーデンのマルメからコペンハーゲン空港まではたった15分で行ける。海底トンネルと橋を越えればよい。途中にパスポートチェックも税関検査もない地下鉄の旅だ。
 コペンハーゲン国際空港からマドリッドに行き、1泊したのちスイス・チューリヒ経由で日本に帰る。
 コペンハーゲンで見落としたものがひとつあったのだが、幸いにして同じものが空港内で見ることができた。それがコレである。
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 アンデルセンの童話、人魚姫はコペンハーゲンの港にあるが、それと同じ大きさのレプリカが空港にあった。人魚姫に見送られて機上の人となった。
by kato-world | 2006-12-13 21:18
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2006年の夏、ヨーロッパ13カ国の旅行紀です
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