(27)ドイツ ハイデルベルグ②

 日本女子オープンが始まった。本命は宮里藍選手
だ。米国から帰国していきなり3連勝なのだからもう
それは考えられないほどスゴイ。今日は少し調子が
悪かったようだが、明日、あさっては爆発してくれる
ことを期待したい。

 ハイデルベルグで、お城を見たあと、学生牢という
ヘンテコなものを見にいくと・・・。

  7月21日 (金)ハイデルベルグ

(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_2255444.jpg


   城を降り、ハイデルベルグ大学のそばの学生牢に行く。数組の観光客が出入りしていてなかなか人気のようである。入場料は4ユーロ。
 受付兼売店のレジで、コインが足りないことに気づき、50ユーロ札を出すと、さきほど同じような客がいて、50ユーロを出したので釣り銭がないという。困ったねと話していると、一人ならいいわよ、どうせ2~3分でしょ?入りなさいよ・・・、と言ってくれた。無料でいいというのである。
 ラッキーである。ドイツ人はほんとにやさしい。イタリア人にみせてあげたい。

(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_22523617.jpg


 学生牢とはなにか。

 1712年から200年くらい使われていた学生の軽犯罪者を押し込めた牢である。
建物はレンガ作りの3階建てで、大きくはない。
 ハイデルベルグ大学は京都大学に似ているようで、学業は一流ながら自由奔放が校風であるという。ビールを飲みすぎてケンカをしたり、警官をなぐったりが絶えなかったようで、そういう学生を3日から10日間ほど入れたという。初めの2日間は水とパンしか与えられず、3日目から差し入れや授業に出ることが許されたという。

(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_22531043.jpg

(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_2335125.jpg


 学生牢はいたるところに落書きがしてあるが、自画像であったり、青春の主張だったりしてかなり面白い。自国の旗を描いているのも多くあり、留学生が多かったこともよく分かる。
 この大学には詩人ゲーテもいたので、その落書きを探してみたが残念ながらそれは見つからなかった。しかし、中国人らしい漢語の落書きがあったのは面白かった。

(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_22534441.jpg


 日本でもこのくらい元気のある学生がいた時代もあったのだが・・・。それだけ豊かになったということか。
(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_22541369.jpg


 大学通りのこぎれいなレストランでサンドイッチとビールの昼食を摂り、フランクフルトへと戻った。
(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_22544123.jpg


レストランの中庭
(27)ドイツ ハイデルベルグ②_d0088834_22551489.jpg

by kato-world | 2006-09-29 23:04 | ドイツ
<< (28)フランクフルト マルチナ家① (26)ドイツ ハイデルベルグ① >>




2006年の夏、ヨーロッパ13カ国の旅行紀です
by kato-world
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
メールをお気軽に
hiroshi_kato
@mwc.biglobe.
ne.jp
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧