ブログ「今日も元気で」「カナダからの手紙」を立ち上げました。

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  加藤 寛
# by kato-world | 2007-01-13 22:19 | スウエーデン

(80)スウエーデン マルメ

 9月から続けてきたヨーロッパ駆け巡りもいよ
いよスウエーデンのマルメ市で終了となる。
 ほんとうはストックホルムまで行きたかった。
しかし、購入したユーレイル・パスの有効期限
(2ヶ月)と、スペイン・マドリッドからの帰国便を
21日にしたので、マルメ市が最後の訪問となる。
 まったく、年齢もかえりみず、バックパックのヨ
ーロッパ貧乏旅行をよく続けたものだ。
 それぞれの国の良いところも悪いところもよく
見えたし、いろいろな場所で親切な人々のお世
話になった。
 ヨーロッパを回ったことで、日本や日本人を
あらためて見直すこともできた。紀行文の編集
が終わったら、それらの感想や気がついたこと
をブログに載せてみたいと思っている。

  8月18日(金)スウエーデン マルメ

 マルメ市はスウエーデンで3番目に大きい町である。 
スウエーデン南部のスコーネ県のマルメはヨーロッパ大陸の窓口の町でもある。以前はここからデンマークの首都コペンハーゲンにフェリーがその大動脈の役割を果たしていたが、今では海底トンネルを走る地下鉄の開通によって、たった30分で行くことができる。
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 この風変わりな建物はコンドミニアムで、スウエーデン人の独創性が窺われる。これがもし日本であれば、いくら安全ですといっても誰も入らないだろう。
 マルメ市にはストールトーリエット広場とリエ広場を中心としたダウンタウンがある。そのリエ広場にはレストランやお土産店が周囲を囲んでいる。
古い建物を利用したお土産店
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 そしてリラ広場から5分歩くとバイキングの城マルメヒュース城がある。
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 この城は現在は市の博物館になっているのだが、あいにく午後4時に閉まってしまった。
城のとなりのクングス公園にはブロンズの乙女の像があり、明るい森や掘割と風車小屋などが市民の憩いの場所となっている。
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 マルメのあるスコーネ地方にはスコーネという銘酒がある。これはウオッカの一種で、ハーブが加えられ、体に良く香りも独特のものがある。これを冷凍庫でギンギンに冷やして飲むのがツウである。渋谷にあった昔の職場の近くにスコーネというバーがあり、それを専門に出し、スウエーデン美人がお酌をしてくれたものである。
 旅の終わりにマルメ市のバーで本場のスコーネに酔ったのはいうまでもない。

 8月19日(土)マルメからコペンハーゲン、そしてマドリッドへ

 スウエーデンのマルメからコペンハーゲン空港まではたった15分で行ける。海底トンネルと橋を越えればよい。途中にパスポートチェックも税関検査もない地下鉄の旅だ。
 コペンハーゲン国際空港からマドリッドに行き、1泊したのちスイス・チューリヒ経由で日本に帰る。
 コペンハーゲンで見落としたものがひとつあったのだが、幸いにして同じものが空港内で見ることができた。それがコレである。
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 アンデルセンの童話、人魚姫はコペンハーゲンの港にあるが、それと同じ大きさのレプリカが空港にあった。人魚姫に見送られて機上の人となった。
# by kato-world | 2006-12-13 21:18

(79)デンマーク コペンハーゲン③

 遠い中東のカタールの首都ドーハで、アジア
大会が開かれている。オリンピックと違い、アジ
アの地域性を活かしたスポーツやゲームも大
会種目にある。スパタクローやカバデイなどだが、
ボウリングやチェス、ボデイビルまであるそうだ。
 チェスなどはとてもスポーツとは思えないが、
昔のオリンピックにも絵を書く競技もあったとか
いわれており、「プレイ」という観点では同じなの
だそうだ。しかし、メダル数では中国が突出して
いるね。そんなに国威発揚しなくてもと思うが。

 コペンハーゲンは清潔で落ち着いたたたずま
いを見せている。

  8月17日(木)コペンハーゲン・その3

 コペンハーゲンの中央駅のまん前を走る大通り沿いにチボリ公園の入り口がある。有名な童話作家アンデルセンが愛したチボリ公園である。その入り口のとなりにBRYGGERIETという名のビアレストランがある。
 このレストランのビールは自家製で、客席の中に醸造タンクを置き、目の前でビールの製造工程が見られる。私が珍しそうにタンクの写真を撮っていると、職人の若い人が日本語で「こんにちは、ようこそ」と言った。
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 彼はコペンハーゲンで日本人から習ったという。少したどたどしいが、日本が大好きで一度行ってみたいともいう。私は日本人は親切だし、旅行者にとって暮らしやすいからぜひおいでなさいと言った。
 このレストランはタブロイド版の新聞を発行していて、裏がメニューリストになっている。
ビールもソーセージもおいしくいただいた。
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 おいしい夕食を食べ、いったんホテルに戻り、夜の10時からチボリ公園に出かけた。
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 チボリ公園は夜になってからが賑わうそうで、園内は光りのページェントである。池の中も、宮殿も、観覧車なども光りで彩られ、短い夏の夜を楽しむ親子連れで賑わっている。
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 園内の野外劇場では歌とダンスのショーやマジックが行われるという。また、夜11時30分からは花火も上がるそうだ。デイズニーランドとは比較にならないほど小規模ではあるが、明るすぎず素朴であったかい雰囲気に包まれたチボリ公園はコペンハーゲンの魅力のひとつであろう。
# by kato-world | 2006-12-12 14:18 | デンマーク

(78)コペンハーゲン②

 昨日は我が町、大宮のお祭り、十日町であった。
武蔵一ノ宮の祭礼のひとつで、毎年12月10日に
開かれる。広い参道も露店で埋まり参詣の人手
でごった返す。ここ数年行っていなかったのだが、
今年久しぶりに出かけて驚いた。それは熊手売り
が幅を利かせ、大仰な店を構えていること。広島
焼とかイタリアン風味とか、モダンなお好み焼きが
たくさんあること。そしてタル柿売りが1軒しかなか
ったこと。
 熟して柔らかなタル柿が好きで、昔は必ず買って
帰ったのだが、今はあまり一般に食べられなくなっ
ているそうだ。

 8月17日(木)コペンハーゲン・その2

 気の向くままコペンハーゲンの街を歩いていると、いくつか変わった建物や塔が見えてくる。
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 最後の写真の変わった尖塔に興味を持って行ってみた。
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 尖塔の外側に螺旋の階段がついており、人がそれを登っている。この建物は、Vor Frelsers Kirke という教会であった。中に入ると立派なパイプオルガンがあり、祭壇もロココの装飾に包まれた豪華なものであった。
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私は高所恐怖症で、ミュンヘンの新市庁舎の尖塔や、フィレンツエのドオウモの横のジョットの鐘楼に登ったときも足がふるえて動けなかった。この教会の塔はたいして高くないのだが、階段が外づけなので登れるだろうかと不安であった。
 しかし、料金は3ユーロというので、思い切って上がることにした。
木製の階段をしばらく登る。途中に鐘を突く動力のしかけなどがあるが、汗をふきながら登っていくと、外にでるドアがあった。
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 残っている写真はこれだけ。外にでたらもうダメ。手すりにつかまって回廊を一回りしている人もいたが、それはもう結構。命の危険が危ない。
 下に降りて、管理人に螺旋階段があったと思うが、見つからなかったよというと、さっきの回廊の反対側から外階段が始まるのだそうで、もう1回行ってきたら?と薦められてしまった。
 イエイエ、もうワタシャ結構ですと言って外にでた。
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 そうか、私は塔の一番上に出たと思っていたが、まだ中腹の回廊までしか登ってなかったのだ。あそこから上に外階段で登るなんて、シンジラレナーイ。

 コペンハーゲンの楽しい観光、つづく。
# by kato-world | 2006-12-11 10:51 | デンマーク

(77)デンマーク コペンハーゲン①

 関東地方もだいぶ寒くなってきた。冬の到来
を数年前と比べると、1週間は遅くなったような
気がする。各地の紅葉も年々遅くなっているし、
降雪も最近は少なくなっていると思う。
 地球温暖化の進行は間違いない。カナダの
ロッキー山脈の氷河もシッポが100年間で数
キロも後退しているし、モルデイブの浸水は深
刻さを増している。
 人口問題、エネルギー問題など地球規模で
の対策が必要ではあるが、まずは個人の意識
改革が求められる。そこで健康維持も考え、自
転車を買って乗り回している。
 
  8月17日(木)コペンハーゲン・その1
ハンブルグ駅構内
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 ドイツ、ハンブルグから国際列車でコペンハーゲンに向かう。途中、海をフェリーで渡るのだが、それも含めてたった4時間で到着する。車両はたまたまパソコンの電源がとれたのでこれまでの日記と家計簿を打ちこむことができた。
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 女の子がコンパートメントの窓ガラス越しに私を覗き込んでいる。声をかけると恥ずかしそうに逃げてしまう。

コペンハーゲン市庁舎
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 やがて着いたコペンハーゲンは明るく清潔な街であった。ホテルを決め、賑やかなストロイエという歩行者天国に出かけた。そこにはコペンハーゲンの街を開いたといわれるアブサロン司教の像が飾られている市庁舎がある。歩行者天国はここから500メートルほど続く。
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 市庁舎の前の広場では平和団体とゲイの団体がイベントを開いていた。日本では虹の旗は生協のシンボルだが、欧米ではゲイやレズのシンボルでもある。
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 広場には市内観光のための蒸気機関車風バスが巡ってくる。
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 建物も噴水もオシャレであるし、爽やかな空気は札幌のような感じがする。
観光客も街の人々もおだやかな表情で、ギスギスしたところが感じられない。
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 これは暑さをしのいでもらおうという霧の発生機。

 通りの両側はブテイックやブランドショップ、みやげ屋などが並び、ストリートパフォーマーが芸を披露している。
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 歩行者天国が終わり、そのまま歩き続けると運河に出た。
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 もうしばらくコペンハーゲンの街歩きを楽しむことにしよう。
  
# by kato-world | 2006-12-09 13:50 | デンマーク




2006年の夏、ヨーロッパ13カ国の旅行紀です
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