京葉線が火災事故でストップし、16万人の
足に影響を及ぼした。ニュース解説者が言っ
ていたが、大震災のときはこれが全路線でお
きるわけで、おまけに道路も寸断され、家屋
の火災も発生するだろう。神戸と同じことがお
きるのは必定であろう。
今、あなたはどんな対応策をとるか、イザ
という時のことを考えていますか?
地震がないドイツにプラハから入った・・・。
7月21日(金) フランクフルトからハイデルベルグへ
フランクフルトに着いたのは午前6時。快適なプラハからの夜行の旅であった。パスポートチェックはドイツに入る国境あたりで1回行われた。なぜか、ドイツに入ってから震動が少なくなったような気がする。たぶん、レールのつなぎを溶接しているからではないか。念のため、ハンガリーやチェコの駅でレールをみたが、日本と同じように隙間があった。
カナダで英語を一緒に学んだマルチナさんと会うのは明日である。今日は、駅に荷物を預けこのままハイデルベルグまで足を伸ばす。フランクフルトから西南に約100キロ、時間にして1時間半のこの街はなんといっても古い大学で有名である。1386年の創設というハイデルベルグ大学はゲーテが学び、多くのノーベル賞受賞者を出している。
午前9時、駅からバスで大学のある街の中心部まで行く。大学のミユージアムがあるので訪ねたが、あいにく大きな会合があり、入れなかった。そこで、教授らしい紳士がそばにいたので学生牢の場所を聞くと、よく見にきましたねといって親切にも裏の通りまで案内してくれた。現在のそれは大学のショップが管理しており、マーク入りのTシャツや絵葉書、ノートなどを売っている店の裏にあるという。訪ねるとオープンは午前10時からと書いてあり、それまで付近を散策することにした。
ハイデルベルグ大学図書館
語り合う女子大生2人
ハイデルベルグは山に2方を囲まれ緑が美しい。その山を分けてネッカー川が流れ、ハイデルベルグ城がその流れを見下ろしている。登山のケーブルカーで城に登ってみた。13世紀に付近一帯を治めていたプハルツ公が建てたものというこの城は、今はところどころ城壁が崩れ、それを自然に保っているので、かえって興がわく。
日本でも信州に松本城があるが、どちらかというと小諸城址のほうが詩心が沸くのと似ている。
藤村も松本城では遊子悲しまないのかもしれない。
城の中で面白いものを見た。それはワインの大樽で、城の中の建物の地下にある。7メートルの直径があり、ワインを22万リットル入れられるという。760cc のボトルで289,474本ということだ。
売るほどある。こういうでかいのが2つもあり、その前ではワインの試飲販売をしていた。思い切って最高のアイスワインを飲んでみたが熟したブドウの甘さがよく出ていておいしかった。